ってなに?

cha-linkとは、忙しくストレスの多い生活の隙間に、心を調え、穏やかさと思いやりを育てる、お茶を使ったマインドフルネスの手法です。効果が立証された瞑想テクニックをベースに、ゆっくり、優しく、丁寧にお茶を淹れる事に集中することでセルフヒーリングを可能にします。20分後には心が優しさと感謝で満たされているのを感じるでしょう。また、習慣にすることで、自然と脳のトレーニングとなり、疲れにくい脳に作り変えていきます。

現代社会の課題

テクノロジー vs 脳:マインドワンダリング

なぜマインドフルネス

脳科学とcha-link

なぜお茶

お茶でマインドフルネスする利点

cha-linkって実際どうやるの

現代社会の課題

技術発展の副作用により、私たちの脳は疲れ果て、余裕をなくした心からは穏やかさと優しさが失われつつあります。その恩恵を受けながらも、弊害についても理解を深め、対処法を学ぶことで、ストレス低減の習慣を一緒に作っていきましょう!

思いやりのない世界は幸せか?

 

人を思いやれないから戦争が起きるし、環境を思いやれないから環境問題が起きるのではないでしょうか。世の中で起きているあらゆる問題は、心の余裕を失い、思いやりの心を失いかけていることが原因ではないかと考えます

1. 自分を思いやれない

自分の健康をないがしろにして、暴飲暴食したり睡眠不足になる等

2. 他人を思いやれない

家族や恋人をを大切にできず、理解する努力を怠ったり、対話の時間を後回しにする等

3. 環境を思いやれない

環境問題に無関心になり、ゴミの分別をしなかったり、電気をつけっぱなしにする等

テクノロジー VS 脳

:マインドワンダリング

マルチタスクの増加

作業効率性向上やアプリ化により、脳が苦手なマルチタスク(一度にいくつものことを同時並行して行うこと)が仕事上でも日常でも当たり前となりました。

実は知らないうちに、私たちは普段から多くのマルチタスクをこなしています。例えば、休憩のつもりがスマホをいじってしまい、スマホ上で複数のアプリを同時に起動し使用するマルチタスクはあなたの脳に負担をかけています。

 

情報過多社会

ITの発達とスマホの普及による情報過多だけでなく、情報更新・流入速度が上がり、常に情報に晒された環境で生活せざるを得ません。情報は氾濫し、スマホを開けば必要のないニュースや情報の通知があったり、脳が処理しきれる以上の情報に休みなく晒されています。

 

マインドワンダリング

マルチタスクや情報過多により、脳がタスクや情報を処理しきれないと、一つのことに集中できないことから、心ここにあらずのマインドワンダリングを引き起こします。

 

マインドワンダリングとは今、この瞬間に起きていることに意識が向かず、それとは関係ないことを色々と考えて、思考がさまよってしまっている状態。

創造的なアイディアを生むこともあるとの研究もありますが、ここでは、マルチタスクや情報過多により生まれやすい、過去の失敗や将来の不安などに心がさまよってしまう、否定的なマインドワンダリングについて言及しています。

 

マインドワンダリングになると

様々な悪影響を及ぼします

1. 脳のエネルギーを浪費する

一つのことに集中している時より、マインドワンダリングの時の方が数十倍も脳のエネルギーを消費していることが分かっており、脳の疲労を促進してしまいます

 

2. 幸福度が低下する

ハーバード大学のキリングスワース博士の研究では、人は生活している半分近い時間、マインドワンダリングの状態にあり、さらにその時人は幸福度が下がっていることが分かっています

 

2. 注意資源を消費する

注意資源とは、心理学用語で人が割ける注意の総量は決まっていることを指します。自分のことにばかり意識が向かっている時、他人のことまで気にかける余裕がなくなるということです

なぜ

マインドフルネス?

マインドフルネスによって脳を休息させることで、ストレスが軽減し、集中力、思いやり力(EQ/こころの知能指数)が向上することは脳科学で立証されており、医療やビジネスの現場で世界的に活用されています。

1970年代ジョン・カバットジン博士が痛み、ストレス、病気に対応する方法として「マインドフルネス・ストレス低減法」を創始し、海外でも広くマインドフルネスが医療の現場で活用されるようになりました。

2007年に元グーグルのチャディー・メン・タンが自己認識力、創造性、人間関係力を高める「サーチ・インサイド・ユアセルフ」というプログラムを開発し、アップルなど他の一流企業達も取り入れるほど、世界的に広まっています。

脳科学とcha-link

脳は変えられる!~脳の可塑性~

 

ストレスや不安などによって、脳は変容してしまいますが、一方でトレーニングによって脳の機能を高め、より良い方へ変化させることができます

cha-linkに関わる

脳の神経ネットワーク

cha-link実践によって、デフォルトモード・ネットワーク(ろうひ犬)、セイリエンス・ネットワーク(レンジャー)、セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(サムライ)の3つの神経ネットワークに顕著な変化が起きます。

DMN 脳の浪費家

ろうひ犬

SN 脳内の司令塔

レンジャー

CEN 省エネな仕事人

サムライ

マインドワンダリングの時にはDMN(ろうひ犬)が活性化しており、脳エネルギーの60~80%を消費しています。一方、計画、意思決定、注意制御、短期記憶の処理を司るCEN(サムライ)が活性化している時には集中力が発揮されます。そして、外界からの情報や自分の生理現象に合わせてDMN(ろうひ犬)とCEN(サムライ)の切り替えを担当するのがSN(レンジャー)です。自分の内側と外側の刺激に関わるので、人への共感に関わるネットワークでもあります。

cha-linkによる

脳の変化

●脳ネットワークの変化

cha-link実践中DMN(ろうひ犬)の活動が低下し、マインドワンダリングしないので注意資源を周囲の人に割くことができます。また、SN(レンジャー)とCEN(サムライ)が活性化することで、脳の疲労を抑え、人を思いやる気持ちが生まれます。cha-linkのトレーニングをしていくとSN(レンジャー)とCEN(サムライ)の結びつきが強くなります。SN(レンジャー)が活性化すれば、人の気持ちに敏感になり、CEN(サムライ)がそれをサポートしてその人のために何をすべきかを判断し、行動に移せるようになることが期待できます。

活動抑制

活性化

●脳の部位の変化

マインドフルネスを軸に他の瞑想手法も組み合わせ、cha-linkの実践によって、下記の脳の部位が変化し、人とのよりよい関係づくりに必要な効果を発揮します

 

扁桃体

健康的な形状になり、穏やかさがUP

特徴

不安や恐怖に反応する部位。強いストレスを受けると肥大化したり変形して不安障害を引き起こす

期待できる効果

扁桃体は、ストレス耐性向上、感情が安定し、イライラしたり、ヒステリックな反応が減る

 

海馬

大きくなり、コミュニケーション力がUP

特徴

記憶や感情を司る部位。強いストレスを受けると委縮し、うつ病や認知症に繋がる可能性も

期待できる効果

記憶力UPが期待できる。相手の話を理解し自分の話を整理し話し、会話のキャッチボールがスムーズにできる

 

右内側前頭眼窩皮質

活性化し、思いやりがUP

特徴

子育てなどをする時に活性化する、愛情を担う部位

期待できる効果

人の気持ちに敏感になり、援助や支援の行動をとれるようになる

なぜお茶?

~マインドフルの起源~

マインドフルネス紀元前5世紀頃ブッダが教えた「八正道」の一つ「正念」の英訳です。特に「禅宗」は座禅をはじめ、「ただ目の前のことに集中する状態」を修行としています。

千利休は禅の修行を茶湯に置き換えて実践しようとし、わび茶を確立しました。その精神に立ち返り、お茶を用いて、禅の修行が土台にあるマインドフルネスを実践します。

お茶で

マインドフルネスをする利点

日常の一部

 

元々お茶を淹れることは日常の一部であり、お茶を淹れる事でマインドフルネスになり、脳を休息する習慣ができれば、あえてマインドフルネスを実践する時間を作る必要はありません

 

 

特別に準備する必要がない

 

例えば、ヨガもマインドフルネスになれる素敵な活動ですが、マットや着替えなど準備が必要です。cha-linkは家や職場に急須やティーポットとお茶葉があれば、今日からすぐに取り組むことができるので、敷居が低いと言えます

 

 

普通に淹れるより美味しいお茶になる

 

cha-linkを実践するには、丁寧にゆっくりお茶を淹れる必要があります。お茶はお湯の温度や抽出時間を考え、ひと手間を加えると美味しくなるものなので、結果的に普通に淹れるよりおいしいお茶ができます

 

 

テアニンの集中力UPと

リラックス効果

 

お茶に含まれるテアニンという成分には、集中力向上とリラクゼーションを生み出す効果があることが判明しています。また、禅の僧侶たちも昔から修行にお茶を活用していた背景もあり、お茶とマインドフルネスの相性は抜群です

 

 

プラスチックゴミを減らせる

 

SDGsにも掲げられるように、今マイクロプラスチックの問題は世界中で無視できない環境問題として捉えられています。ペットボトルのお茶を買う代わりに、マインドフルネスにお茶を淹れる事が、プラスチックごみを減らすことに繋がります

 

 

cha-link

って実際どうやるの?

煎茶道師範であり、日本茶インストラクター、マインドフルネススペシャリストの資格を持つRicaの知識と経験を基に考案された喫茶法です

cha-linkのポイント

 

cha-linkでマインドフルネスにいたるには自分自身を優しく受け入れ、五感すべてを研ぎ澄まし、あらゆる感覚を受け止め、それに集中することが必要です。

まずは、自分自身と向き合い、自分の心と体の状態に意識を向け、自分の本来の感覚に気づきましょう。

そして、お湯を沸かす時のお湯の音、水の動き、お茶の葉の色、形に香り、急須の温かみ、重み、茶碗のつるんとした感覚、茶碗と茶たくが重なる時の音や振動など意識を集中し、最後は自分が持つ全ての感覚を使ってお茶を味わいます。

また、座禅などでも取り入れられる呼吸瞑想や自律神経トレーニングの手法などもcha-linkの要素として取り入れられています。

一方で、使用する茶器は基本的にどんなものでもOKで、急須でなくてもティーポットでももちろんOKです。誰でもどこでも実践できるので、あらゆる人におすすめです。

 

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日々のティータイムを

マインドフルに

ゆっくり、優しく、丁寧にお茶を淹れましょう

cha-linkのお茶マインドフルネスを修得し、あなたの心も精神も魂もまるごと極上の癒しで満たしましょう。cha-linkの全てをメルマガで無料公開していますので、気軽にまずは家で試してくださいね。東京のお寺でcha-linkの体験イベントもありますので、お疲れの時には是非リラックスしにお越しくださいね。

 

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